乱世の幕開け
後漢末期。第十二代皇帝、雲帝は酒色におぼれ、十常侍と呼ばれる十陣の宦官と、外戚たちの専横を許していた。
十常侍は己の勢力拡大のために忠臣たちを容赦なく排除し、外戚たちは、その空席に自身にへつらう者を推挙する。
朝廷の乱れは天に通じ、疫病、飢饉と凶事が続いた。
この状況のなか、流民となり、盗賊・山賊の類と化す民衆が増加を始め、太平道と呼ばれる巨大な宗教組織が王朝に対する反乱の動きを見せ始めていた。
余は、英雄を求めはじめている。
しかし、それは新しい英雄の登場を知らせる前兆にすぎなかった。